土用丑の日ってなに?なぜうなぎなの?

うなぎ

あつい夏まっさかりの時期。

なぜか”うなぎ”という言葉をよく聞きます。

「土用丑の日(どよううしのひ)にはうなぎを食べましょう!」

はて?

そもそも土用ってなんのこと?
そして、なぜにうなぎ?

というわけで、調べたことをまとめてみました。

土用丑の日っていつのこと?

土用とはそれぞれの季節に1回ずつある期間のことで、
 丑の日とは十二支の ”丑” のことを指します。

つまり、 ”土用の期間にある丑の日” ということです。

うなぎに関連する「夏の土用丑の日」は 7月19日〜8月7日 の期間にあります。
毎年決まった日に行われるわけではなく、その年によって何日かというのは違ってきます。

また、年によっては2回あるときがあり、その場合は 一の丑、二の丑と分けて呼びます。

土用ってなんのこと?

そもそも、土用とは二十四節気(にじゅうしせっき)の “四立” の前18日間の期間のことをいいます。

二十四節気とは、もともとは中国の太陽暦の補助をする役割のもので、
一年を24の節目で区切り、それぞれに季節の名称をつけたものです。

夏至・冬至
春分・秋分

上の名称は聞いたことがあるのではないでしょうか?
これもそれぞれ二十四節気のうちのひとつになります。

四立というのは、

  • 立春(2月4日ごろ)
  • 立夏(5月5日ごろ)
  • 立秋(8月7日ごろ)
  • 立冬(11月7日ごろ)

季節が始まる節目のことをいいます。

土用というのは、二十四節気を中国から日本に持ち込んださいに、
気候のずれがあったのでそのずれを補足する ”雑節” というものが取り入れられました。

その雑節のうちのひとつが ”土用” になります。

もう少し掘り下げて見ますと、陰陽五行説が関連してきます。
五行には木、火、土、金、水の5つがあります。

これを季節に当てはめると

  • 春ー木
  • 夏ー火
  • 秋ー金
  • 冬ー水
  • 季節の節目-土

というようになります。

四季からみると”土”が余ってしまいましたが、
これを季節の節目として用いたわけです。

うなぎの土用の期間は立秋の前18日間の期間のことをいいます。

丑の日ってなんのこと?

十二支の2番目に数えられる ”丑” のことです。

よく十二支が用いられるのは

「今年はなに年?」

なんていう風に、年を指すときに聞くことが多いと思います。

”丑”は

  • 方角
  • 五行

上記でどの位置に属しているのかを表すために、
それぞれで用いられます。

ここでも五行説がでてきましたが、丑は ”土気” にあたります。
土用も五行の ”土” から来てますのでおもしろいですよね。

なぜうなぎを食べるの?由来は?

土用丑の日の由来は諸説あります。

有名な説では、 江戸時代に商売を繁盛させるために宣伝したことがきっかけという説です。

うなぎが売れなくて困っていたうなぎ屋が ”平賀源内” という人物に相談したところ
「本日丑の日」 と書いた貼り紙を店の前にすることを勧めたところ、 うなぎが飛ぶように売れたようです。

それを他のうなぎ屋が真似したことが始まりになったとか。

この時には、丑の日に「う」からつくものを食べれば 夏に負けないという風習があったようで、
うどん、梅干し、ウリなども食べられていたようです。

現代では、土用丑の日というと ”うなぎ” しか見ませんが、
これは夏に負けないスタミナを補充するために 栄養価が高いうなぎが人気だったからという話があります。

また、高価な食べ物のため商売的にも宣伝して売りやすかった部分があります。

庶民からも商人からも人気が高いうなぎだったからこそ現代までこの慣習が残っているのでしょう。

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