カニとザリガニの違いは?実はオマールエビもザリガニという事実

ザリガニと言えばゴツゴツしたエビのような体と、カニのような大きなハサミ!

強そうでカッコいいから、飼ったことある人も多いのではないでしょうか。

ところで、ザリガニって名前からするとカニでしょうか?

体の形はエビっぽいけど・・・?

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カニとザリガニの違い、○○ガニとつくカニじゃな生き物、などいろんなカニ・ザリガニなどをご紹介します。

カニとザリガニの違い

ザリガニはあの形から「えびかに」なんて呼ばれたりもします。では、エビなのでしようか?カニなのでしょうか?

ザリガニはエビの仲間です。

大きく分けるとエビとカニはも似た種類の生き物で、同じ特徴も沢山あります。

まず分類を見てみましょう。カニもザリガニも甲殻類の中の、十脚類という種類に入ります。

カニとかザリガニにある大きなハサミ、あれは脚が変化したものです。そのはさみも脚として数えると、カニもザリガニも足は全部で十本あるので十脚類と言われています。

その十脚類に含まれるカニとザリガニですが、すでに見た目で大分違いますよね。

ザリガニの体のつくり

まず、ザリガニから体のつくりを説明します。

目がついている頭っぽいところは、頭胸部と呼ばれています。それから尻尾に向かって、ジャバラになっているところが腹部。最後に尻尾は尾部と呼ばれます。

ザリガニは頭胸部から大きなハサミを含む、10本の足が生えています。触覚は長くて、2対(1対は途中から2本に分かれている)あります。

さらによくみると、腹部からも短い脚のようなものが生えているのがわかります。実はこの脚もカニとの大きな違いの一つです。

この脚は腹肢と呼ばれていて、エビやザリガニはこれが発達しているので前に泳いだり後ろに飛んだりできるのです。

カニの体のつくり

頭も体もない・・・ですね。そう、カニは固い甲羅の下に、腹部を折りたたんで入れてる形をしています。カニを食べるときに見たことがあるかと思いますが、カニのお腹側にある三角の部分、あれが腹部になります。

カニの特徴となるのがあの大きなハサミ、他の脚は爪のようになっています。触覚は短くて2対あります。

ザリガニのような発達した腹肢はなく、基本横歩きです。カニの横ばいって有名ですよね。

カニは脚の関節が固くできていて、ちょうど私たちの膝関節のように一つの方向にしか曲がらないようになっています。そうはいっても、少しは曲がります。ゆっくり歩くときや、石を上るときなどは前とか斜めに歩くこともあります。

他にもいる!○○ガニなのにカニじゃないヤツ

天空海闊 極味 たらば蟹 脚2kg 特特大 4~6名様分 北海道発海の味覚、高級食材カニ。美味しく頂いている、カニの中にも、実はカニじゃないものがいるって知ってましたか?

トゲトゲした大きな甲羅が特徴のタラバガニ、プリプリした身で食べ応え抜群です。みんなが知ってる、比較的メジャーな種類のカニですよね。

ですが、タラバガニは「ヤドカリ」なんです。

巻貝の殻に入って生活するあのヤドカリです。その体は、エビと同じように頭胸部と腹部に分かれています。歩くときに貝から出ているのは頭胸部です。

ヤドカリは殻に入りやすいように腹部がねじれていて、形が左右対称ではありません。脚は10本あるうち腹側の1本の足が極端に短いという特徴があります。

この特徴をタラバガニと比べてみよう。タラバガニは見た目はどう見てもカニ、甲羅の下に腹部がしっかり折りたたまれています。

でも、この腹部オスの腹部は三角ですが、メスは大きくてクルッと巻いています。左右非対称なヤドカリの特徴です。次は脚、タラバガニは足が8本だなんて言われることもありますが、ちゃんと10本あって1本が極端に短くなっています。

そんな特徴から、タラバガニはヤドカリの仲間と言われています。同じように、甘くて濃厚な味がする高級ガニ、花咲ガニや、それによく似たアブラガニもヤドカリの仲間です。

オマールエビは海水に棲むザリガニ?!

ザリガニだって、海水に住んでいるものもいます。

高級食材ロブスター別名オマールエビなんて呼ばれるけど、実はザリガニです。

大西洋に住んでいるウミザリガニという名前のザリガニで、大きいものは120cmくらいまで成長します。

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え?!ザリガニを食べてるの?と驚かれる方もいるかもしれませんが、海外ではよく食べられています。トルコザリガニなどは、フランス料理にも使われます。

ちなみに日本にいるアメリカザリガニ、元々は食用として輸入されたものです。ただ、寄生虫がいるので、しっかりと加熱処理しないと危険です。

アメリカザリガニの料理

海にいるのがカニで、田んぼにいるのがザリガニっていうイメージをもっている人も多いですが、このように意外とそうでもないんですね。

カニは世界中に6千種類もいて、淡水のカニも沢山います。

日本の固有種で川にサワガニはよく知られていいます。

ハサミに毛が生えたモズクガニも日本の淡水にいるカニで、海で産卵します。

もちろん淡水のカニは日本だけでなく海外にもいます。先ほど日本のモズクガニのお話をしましたが、モズクガニの親戚である上海モズクガニ(上海ガニ、中国モズクガニ)、特に陽澄湖で養殖されたものは超高級食材として高値で取引されます。

ちょっと見た目が怪しいこのカニはバンパイアクラブ、東南アジアのに生息するカニで紫色の体に黄色い目が特徴です。

バンパイヤクラブ

川や湖に限らず陸に暮らすカニもいます。沖縄より南の地域にいるミナミオオガニは、マングローブや海岸近くの湿地に穴を掘って住んでいます。

まとめ

ザリガニはカニではなく、エビの仲間でした。

他にもタラバガニがヤドカリだったり、オマールエビがザリガニだったり、カニやエビ、ヤドカリには紛らわしいネーミングが多いですね。

オマールエビがザリガニというのも驚きでした。機会があったらザリガニ料理も食べてみたいですね。