サッカーとフットサルの違いは?未経験者向けにわかりやすく解説!

フットサルは屋内でも、気軽に楽しめるスポーツとして人気を集めています。

サッカーに比べると、コートが狭いのでそこまで体力を消耗しない。人工芝や屋内のコートが一般的で泥だらけにならないなど手軽さがウケているようです。

そこでふとした疑問・・・フットサルとサッカーの違いは「コートだけ」なのでしょうか?ちょっと気になりませんか?

サッカーとフットサルは、よく似たスポーツです。でも、コートやゴール、ボールなどの大きさの他にも、試合に必要な人数や競技時間も違いますし、よく見ると、反則の取り方も微妙に違ったりします。

では、サッカーとフットサルの違い!もう少し詳しく見ていきましょう。

基本的にはよく似ている

実際のとことサッカーとフットサルはとてもよく似ています。

ご存じの通りボールを蹴って行う競技で、キーパー以外の人が手を使うのは禁止です。

まずコートの真ん中にある、センターサークルからボールを蹴りだします。

そこから、チームで相手のゴールめがけてボールを運んでいき、ゴールにシュート!ゴールに沢山入れた方が勝ちになります。

フットサルは屋内競技ではない?!コートの大きさやボールの違い

サッカーとフットサルの違い、すぐに頭に浮かぶのはコートの大きさではないでしょうか?

コートやボールの違いをまとめてみました。

サッカー フットサル
コートの大きさ 長さ105m×幅68m 長さ40m×幅20m
コートの表面 芝(人工芝もあり) 人工芝、木
ゴールの大きさ 高さ2.44m×幅7.32m 高さ2m×幅3m
ボール 5号球(U-13は4号球) 4号球のローバウンド

フットサルが屋内スポーツだと思っている人も、いるのではないでしょうか?

フットサルのコートはサッカーの半分以下と、小さいスペースで作ることができるので天候に左右されない、屋内のコートも多くなっています。

ですが、特に屋内でなければいけない規定はありません。

サッカーでは殆どのコートに天然の芝が使われていまが、人工芝でも良いのです。

但し、Jリーグでは人工芝の使用を禁止しています。

フットサルでは木または人工の材質という規定なので、天然の芝が使われることはありません。また、日本では多く使われている人工芝も実は国際大会では使用できないといった規定があります。

サッカーボールとフットサルのボールの違いは、大きさだけではありません。

フットサルで使われる弾みにくいボールは、蹴った感じが全く違います。

それゆえに足に吸い付くような感じのボールさばきがしやすく、サッカーに比べるとフットサルの方が足裏系の足技を使う機会が多いです。

サッカーは11人フットサルは5人!人数や競技時間の違い

試合の人数や時間も違います。

   サッカー フットサル 
競技人数 11人(キーパー含む) 5人(キーパー含む)
交代

3人まで
試合が止まっている時に
審判の承認を得て交代

7人まで
いつでも自由に交代できる
競技時間 前半・後半それぞれ45分

前半・後半それぞれ20分

タイムアウト なし

あり

フットサルは競技人数も、競技時間もサッカーの半分以下です。

しかし、その人数や時間の違いは試合のいろいろなところに影響して、違った面白さが出ているのです。

サッカーではポジションを大きくわけると次の4つに分類できます。

  • ゴールキーパー(GK):ゴールを守り、唯一手が使える守備の要
  • ディフェンダー(DF):味方ゴール側で守備を担当
  • ミッドフィルダー(MF):中央付近で守備・攻撃の両方を担当
  • フォワード(FW):相手ゴール付近で攻撃を担当

サッカーをプレイしない人でも、TV中継やニュースなどで聞いたことがあるのではないでしょうか。

一方、フットサルではこのポジションの呼び名がまるっきり変わります。

  • ゴレイロ:ゴールキーパーの役割
  • フィクソ:ディフェンダーの役割
  • アラ:ミッドフィルダーの役割
  • ピヴォ:フォワードの役割

コートが広いサッカーでは各ポジションの人数などが戦略として重要ですが、狭いコートで行うフットサルはプレイヤーがめまぐるしく動き回るために柔軟性がより高く、実際のプレイ中は全員攻撃・全員守備という具合になります。

交代のタイミングも違っていて、サッカーでは交代数に限りがありますが、フットサルではこうした制限がありません。

選手の交代は試合の流れを大きく変えることもできる重要な戦略の一つですから、次々に選手を変えていくフットサルと、ここぞというときに交代のカードを切るサッカーでは、試合の雰囲気もだいぶ変わってきます。

ルールの違い

サッカーとフットサルのだいたいのルールは共通していますが、微妙なところで違ったルールがあります。

サッカー フットサル
プレーの再開 スローイン キックイン
オフサイド あり なし
4秒ルール なし あり
反則のチーム内での累積 なし あり
退場 補充できない 2分後に補充

ボールがサイドラインを越えてピッチ(プレイエリア)の外に出てしまった時、サッカーではボールを両手で持って投げるスローインをしますが、フットサルではボールを蹴るキックインをします。このために試合展開は非常にスピーディーになります。

また、フットサルではチーム内で反則(ファウル)を何回出したという数を数えていて、6回目以降からはこのジャッジの判定が厳しくなります。

日常生活でもお痛をしたら「あなたレッドーカードです。」と最終警告を出す時に使われることもある、お馴染みのレッドカードはサッカーでもフットサルでも共通して存在していて、これを提示されたら退場です。

サッカーではこれは大きなペナルティで、退場したら補充は不可能。

相手チームよりも1人少ない人数で闘うことになるので、退場者がでると致命的に不利になります。

一方、フットサルの場合はどうかというと、元々の人数が5対5と非常に少ないので、2分後にプレイヤーを補充することが認められています。

サッカー特有のオフサイド

サッカーにあってフットサルにはないルールや、その逆もあります。

オフサイドって聞いたことありますか?

オフサイドというのは、味方からのボールをゴール前で待ち伏せてはいけないというルールです。

サッカーはルールがわかりやすいスポーツではありますが、唯一、わかりづらいのがこのオフサイドです。

オフサイドのルールは具体的にはこうです。

通常、エンドライン(自分陣地の一番端っこ)の一番近くにはゴールキーパーがいて、2番目に近い位置にはディフェンダーがいます。

そしてこのとき、オフェンス側は相手エンドラインから2番目に近い位置にいるディフェンダーを越えた状態で味方からパスをもらい、ボールを受けてはいけません。

つまり、相手陣地の奥深くでボールをもらおうと思ったら、パスを受ける人はパスを出された瞬間の場面で、相手DFより必ず手前の位置にいなければいけません。

もし、相手DFよりも奥にいるときにパスを出されてボールを受け取る動きをしたらオフサイドとなり、ファウルが取られます。

ちなみにこのとき、相手DFよりも奥にいてパスを出されたとしても、ボールを受け取る動きをしなければオフサイドは取られません。

テレビ中継を見ていると、たまにFWの選手が味方のパスを無視して歩くようなシーンがありますが、あれはサボっているわけではなく、オフサイドを取られないように無視しているわけですね。

プレイが切れて相手ボールになると不利になることがあるので、プレイを切らさないようにしているわけですね。

そして、このサッカー特有のオフサイドのルールは、フットサルにはありません。

相手DFを超えてGKの目の前に突っ立って味方からのパスを待つのもアリです。

ですが、フットサルは人数が少ないため、そんなことをしていたら自チームが攻め立てられて大ピンチになりますのでこうした戦術を取るチームはそうそういません。

フットサル特有の4秒ルール

サッカーにはなくて、フットサルにだけあるルールも存在しています。

それは、4秒ルールと呼ばれるものです。

ボールがピッチの外に出てしまったり、ファウルがあったりして止まった試合を再開することをリスタートと言います。

キックイン、ゴールクリアランス(サッカーでいうゴールキックだが、手で投げなければいけない)、コーナーキック、フリーキックなどのリスタートは、4秒以内にしなければいけません。

だからプレイ選手は息をついて休む暇がありません。馬車馬のごとくコードを駆け回ります。

このためにフットサルは非常にスピーディーで見応えがあります。

サッカーでもリスタートに時間をかけすぎると遅延行為としてファウルを取られることがありますが、厳密に何秒以内にリスタートしなければならない、という規定はありません。

このため、チームが勝っている場合には、わざとリスタートを遅らせて勝ったままゲーム終了できるように、時間を使うといった戦術もあります。

サッカーを詳しく知っている人からすると「時間の使い方が上手いなぁ」と思う場面ではありますが、非常に場が冷える戦術のためスポーツバーなどでは大ブーイングが飛び交います。

まとめ

ダイナミックなプレー、緻密な戦略が見どころのサッカー、スピード感のあるプレーや、シュートの多さも魅力のフットサル。

よく似たルールのサッカーとフットサルですが、ちょっとずつコートやルールなどに違いがあって、そこがまたそれぞれの面白さを作ってくれています。

ちょっと運動しようかな?なんて思っている人は、サッカーやフットサルも考えてみてはいかがでしょうか?