読書感想文のおすすめ本!小学生低学年向け(1・2年生)良書10冊

小学生にとって楽しい毎日がやってくる夏休み!

外にでかけては友だちと遊んでこんがり焼けて帰ってきたりしますが、忘れてはいけないのが夏休みの宿題!

自分の昔を振り返ってみれば、ついつい宿題を後回しにしてしまい、2学期が始まる直前は夜な夜な泣きながら宿題をやって過ごした…なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。

とくに、読書感想文は本を読んで作文を書かなければいけないため、時間がかかる宿題のひとつです。

感受性豊かな子供の時期に良書を読めば、相手の事を優しく思ったり、人の痛みに共感できたり、こうしたの優しさや思いやりの心を育むことができます。

なので、どの本を選ぶかということも大切ですよね。

そこで今回は、小学生1、2年生におすすめな心の成長が期待できる良書10冊を、子供がいる親御さんにアンケートを取り、独自調査で調べましたので、これをまとめて紹介していきます!

1.いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日

絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 (講談社の創作絵本)

この本がおすすめな理由

私がこの本をおすすめするのは、やはり子供にとって、食べ物を食べるというのはその生き物の「いのちをいただいて」いるんだ、ということをしっかりと理解させることができるからです。

子供達にとっては肉も魚も、パックになってスーパーで並んでいるもの…というような印象しかないかもしれません。

でもこの絵本を読むと、ただの食材ではなく「いのち」なんだということ、そしてその仕事に関わっている人がいるんだ、ということを知り、感謝の気持ちを持つようになると思います。

この本の見所

この絵本のみどころは、やはり坂本さんが牛のみいちゃんの「命をとく」ときに、みいちゃんがポロポロと涙をこぼすシーンですね。

切ないしかわいそうなシーンではあるのですが、でもやはり私達人間はこうやって動物たちの命もいただいていかないといけない。

感謝の気持ちを持っていただくことを忘れないようにしよう…と思わせてくれます。

2.エルマーと16ぴきのりゅう

エルマーと16ぴきのりゅう (世界傑作童話シリーズ)

この本がおすすめな理由

名著と言われる児童書ではないのですが、たいていの大人(現在50代の人から)が知っている、エルマーの冒険、エルマーとりゅうからなる3冊のシリーズ本です。

美しく他に類を見ない見事な挿絵が素晴らしく、イラストに興味があるお子さんに限らず、イマジネーションと色彩の豊かな挿絵は一度は見せておきたいと思う本です。

ユニークに描かれていますが、無意識に、西洋の竜(ドラゴン)と日本の竜(自然界の神)の雰囲気の違いが判ります。

この本の見所

第一に、アンリ・ルソーを彷彿させる幻想的で見事な挿絵。

大勢のりゅうが出てきますが、皆名前がついており柄や色が違い見ていて楽しくてたまらない所です。

そして著者が育った時代背景的なものか、チョコレートなどのお菓子やみかんなど果物など、食べ物がとても美味しく魅力的で大切な物として丁寧な文章で描かれているところが興味深いです。

お腹がすきます。

また西洋でドラゴンは、魔物の位置づけで宗教画でも毒々しく描かれていますが、この本ではユニークで可愛らしい愛すべき存在として描かれています。

3.エルマーのぼうけん

エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ)

この本がおすすめな理由

今の親世代がこどものころから読まれていたエルマーのぼうけんは、男の子が大冒険をする話ですが、

最近のドキドキリアルな大冒険というよりは、エルマー少年のこどもらしい発想と知恵で

危ないところも回避していくというところが、ほっとします。どうなってしまうんだろうという

ドキドキがあり、エルマーの優しい心と賢い知恵でなるほど~と大人もうなってしまうところなどおすすめします。

この本の見所

何と言っても、エルマーのリュックサックに入っている道具で問題を解決していくところが、

ワクワクします。

また、裏表紙にある地図も細かく書いてあって、まるでそこを歩いているような

感じになります。

動物たちの言葉遣いが結構あらいっぽいのですが、エルマーはきちんと敬語で

受け答えしているところも好感もって読み進むことができます。

挿絵も温かみのある絵で、でも躍動感あったりと飽きないです。

字の大きさも小学1,2年生にちょうどよい大きさですし、挿絵もほどよく挟んであります。

一気に読み進めてしまう本だと思います。

4.ぐりとぐら

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

この本がおすすめな理由

読書が嫌いなお子さんにはこの本が入門書として読みやすいと思います。

1963年の初版発行以来、長年多くの世代の人に読み継がれているロングセラーで、親御さんも幼少期に読んだことがある方も多いのではないかと思います。

今でもアマゾンなどのネットショップで書籍は多く流通しているので、簡単に入手宇することも可能です。

この本の見所

話がシンプルでユニークさあるれるもので、小さなお子さんでもすんなり入っていける内容です。

大きな卵を見つけ、大きなパンケーキを作り、卵の殻で自動車を作り荷物を持って帰るという発想は、あらためて見ても奇抜で面白いと思いますので感想も書きやすいと思います。

他にも色々シリーズ化はされていたので、色々な種類の作品に触れさせ読書好きになるきっかけになればと思います。

5.ずーっとずっとだいすきだよ

ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)

この本がおすすめな理由

この本のテーマは、「愛するものとの別れ」です。

出会いがあれば必ず別れがある。頭では理解していても、特に小さい子供には経験しないとわからないことですよね。

この本の主人公の男の子は、飼い犬に「ずーっとだいすきだよ」と伝えてあげていたことで、犬が死んでしまった後も後悔することがありませんでした。

子供にとって、「人や動物、ものに愛情を注いて大切にしてあげる」ということの大切さをしっかりと伝えてあげられる本だと思います。

この本の見所

私が思うこの本の見どころは、ちょっと意外かもしれませんが、主人公の男の子が、愛犬が亡くなった後に犬のグッズを隣人にお下がりするというシーンです。

決して愛犬のことを忘れたわけではないけれど、やはり愛犬にきちんと「だいすきだよ」と気持ちを伝えてあげていたことで後悔がなかったんだろうなと思わせてくれます。

6.ふたりはともだち

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

この本がおすすめな理由

仲良しのお友達と時には喧嘩したり意地悪をしたりもするけれど、そんな時に自分やお友達はどんな気分になるのか、どうしたら仲直りできるのか等をこの本のがまくんとかえるくんに当てはめて考えて欲しいと思いました。

お友達に対する愛情や思いやりの心が、この本を読んで少しでも育ってくれたらという想いをこめてこの本をお勧めしたいです。

この本の見所

登場人物のがまくんとかえるくんは、性格も違っていて、とっても仲良しだけれどお互い欠点だらけで時にはケンカや意地悪もします。

2人の間に起こる優しくてユーモラスな日々のお話は、読んでいてとても楽しい気分になります。

お話が短めで読みやすいので、普段あまり本を読まないお子さんや、長文が苦手なお子さんにもとってもお勧めな本です。

7.ヘンゼルとグレーテル

ヘンゼルとグレーテル (世界名作ファンタジー36)

この本がおすすめな理由

ヘンゼルとグレーテルをおすすめする理由は、もし自分が同じ状況だったらこんなときどうするかというのが参考になります。

パンを落としながら帰り道を忘れないようにするといった知恵もつくし、悪い魔女が出たけれどヘンゼルとグレーテルは助かったのかといったのが分かります。

ヘンゼルとグレーテルが協力して行うシーンはとてもおすすめします。

この本の見所

ヘンゼルとグレーテルは知恵がつく本だから子供にはとても勉強になります。

下手にお菓子などの甘いものにつられて悪い人についてくといけない目にあうとか、パンを使った知恵とかは今の子供にとても役立ちます。

一番の見どころは悪い魔女をなんとかやっつけて行きのときに落としたパンを辿りながら子供だけで自分の家に帰ることが出来たことです。

8.ぼくは王さま

ぼくは王さま (フォア文庫 (A008))

この本がおすすめな理由

可愛らしい挿絵が入っており、ひらがなが多くふりがなもふってあるので、小学校低学年のお子さんでも一人で楽しめるお話だと思います。

わがままで子どものような主人公の王様は、どこか憎めない愛らしいキャラクターで、お子さんでも親しみやすいと思います。

ぞうの卵のたまごやきなどの、ウィットに富んだ短編が詰まっているので、一気に読めてしまうと思います。

この本の見所

小学校低学年の頃から、おうさまシリーズが大好きでした。

夢とユーモアにあふれた世界観で、なによりこの主人公の王様が無茶なわがままを言ったり、一生懸命何かを頑張る姿を見ているのが好きだったのだと思います。

大人になって読み返すと、日本語の美しさと、意外と大人にも刺さる鋭いメッセージ性に気付きました。老若男女問わず楽しめる作品だと思います。

9.ロウソクの科学

ロウソクの科学 (角川文庫)

この本がおすすめな理由

この本の筆者は科学とは私たちの生活の中に身近にあることをロウソクというその当時民衆の身近にあったものを入り口として化学のについて語っています。

つまりこの本は科学的な知識を全く持ち合わせていなくともこれを読めば書かれている内容は理解できるの本なのでこれから科学に興味をもってもらいたい子供におすすめできるのです。

私が理系への興味を持つきっかけになった一冊でもあります。

この本の見所

ろうそくといった身近な素材の身近なことを科学的に解き明かしていくということは私たちが生活の中で当たり前だと思っていることを科学的に述べることができ、それは蓋然的(がいぜんてき)とはいえ承認された事実であるということがこの本の要点になっています。

そのため、このような世の中に起こっている現象すべてを科学的に説明できることを知るための本なので、そこが見所だと思います。

10.子ぎつねヘレンがのこしたもの

子ぎつねヘレンがのこしたもの (偕成社文庫)

この本がおすすめな理由

身近にいる動物ではない「きつね」が登場することで、まず興味が湧くと思います。そして少し難しいかもしれませんが、その「きつね」には障害があり自然と人間の関係や障害に対する考え方、命との関わり方など道徳的なことをこの小説からは学べると思います。

映画化もされている作品なので想像することが苦手なお子様には映画も一緒に見られるとより学習できると思います。

この本の見所

小学生低学年なんかは目が見えること、耳が聞こえることが当たり前だと思っていると思いますが、この作品にでてくる「きつね」は視力はなく、聴力もありません。

その「きつね」に対して、保護した家族たちがどうやって接していくかが見どころです。

動物相手だけでなく人間だったらどうするだろうか?なにが相手にとって良いことなのだろうか?を考える力がつく作品です。

まとめ

以上、小学生低学年におすすめな読書感想文10冊でした!

いずれも良書ですので、これを読み終わる頃には思いやりの心や、人の痛みに共感する心がきっと一回り成長していることでしょう。

めいいっぱい遊ぶことで得られる学びもありますが、読者でないと得られない気づきや学びも数多くあります。

単なる宿題として適当に本を選ぶだけではもったいないので、ぜひ、良書選びの参考にしてみてくださいね。

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