パンケーキとホットケーキの違いは?甘いのを作りたいときはどっちがおすすめ?

ふと雑誌のスイーツ特集を眺めていたところ「某有名店の味を家庭で再現!」とのことでパンケーキのレシピが数通り載っていました。

そこで目に止まったのはこんな記述、

「このレシピにはホットケーキミックスを使用してください」

ん???パンケーキのレシピでホットケーキミックスを使え??

それじゃあただのホットーケーキじゃないの??

あれ、そもそもパンケーキとホットケーキって何がちがうの??

というわけで調べてみました!!

そもそもパンケーキってどういう意味?

一時期おおきなブームとなってお昼のテレビや雑誌などで取り上げられたパンケーキ。

今ではすっかりカフェの定番メニューとして見かけるようになりましたが、一昔前には見かけなかった気がしますが、有名ではなかっただけで昔からあったのでしょうか??

パンケーキについて調べてみたところ、パンケーキはフライパンで焼いたケーキの総称のことであり、フランス語ではパヌケ(Pannequet)と言います。

クレープ生地で甘いクリームを巻いたものから、サラダやチキンを挟んだ前菜系のものまで、パンケーキとして扱われるバリエーションはたくさんあります。

アメリカでは19世紀後期にパンケーキ粉が発売され、一般的な料理として広く浸透していきました。

日本でのパンケーキブームはこうした海外の有名店が国内に登場したことがきっかけといわれています(2008年オーストラリア発「bills(ビルズ)」、2010年ハワイ発「Eggs ‘n Things(エッグスンシングス)」などなど)。

こうした海外発のお店が行列のできるお店としてメディアに取り上げられ、それがブームとなり日本でのパンケーキの地位が確立されていきました。

ホットケーキが日本に登場したのはいつごろ??

2000年以降、新たに日本に登場したパンケーキと比べ、ホットケーキは昔からわたしたちのおやつとして活躍していました。その歴史は1900年代にさかのぼります。

日本で一番最初にホットケーキが登場したのは1923年、東京のデパートの食堂に「ハットケーキ」というメニューが提供されてからのことです。

西洋文化への憧れが強かったこの時代、食堂のメニューには洋食が目立つようになっていました。今ではわたしたちの食卓に馴染みのハヤシライスやスパゲティがこの時代に登場したように、ハイカラなホットケーキも西洋のお菓子として日本にやって来たわけです。

ホットケーキにもブームがあった!?

パンケーキがブームになったように、ホットケーキにもブームはありました。

1920年代に登場したホットケーキですが、それが各家庭に浸透するまでには時間がかかりました。1930年代にはいくつかのメーカーからホットケーキの元となる無糖の粉が販売されたのですが、どれも普及はしませんでした。

その状況が一変したのは1950年以降のことです。

これまで無糖タイプの粉を発売していた各メーカーが加糖タイプの粉を発売するようになり、甘さがあったほうが当時の日本人に好まれたのか、需要が一気に拡大していきました。

なかでも有名なのが「森永ホットケーキミックス」で、これは現在でも「ホットケーキの元といったらこれ!」と言われるような定番商品となっています。

こうして一般家庭でもホットケーキが作られるようになり、その手軽さや美味しさからおやつの定番として多くのひとたちに好まれるようになりました。

パンケーキとホットケーキの違い

で、結局パンケーキとホットケーキって何がちがうの??とういことですが、登場した背景に違いはあれど、ぶっちゃけどちらも大してちがいはありません。

というのもどちらにも明確な定義はなく、生地を作るうえで必要になる材料も「小麦粉・卵・牛乳・ベーキングパウダー」とそこにちがいはありません。

これを使っていればパンケーキ、こうならホットケーキという決まりは特にないようです。

海外ではパンケーキという呼び名が主流で、ホットケーキという呼び名があまり通じないので、どちらかといえばホットケーキのほうが日本よりというくらいでしょうか。

しかしながら、市販されている生地を参考に、次のような分け方ができます。

それは、生地に甘い味付けをしているか否かです。

現在、市販されている生地の元には「パンケーキミックス」「ホットケーキミックス」とありますが、このふたつの一番大きな差はその甘さにあるのです。

パンケーキミックスのほうは砂糖が少なく、食事にも合うような味付けになっています。

一方のホットケーキミックスは砂糖を使用し、甘みのあるスイーツ系の味付けとなっています。

もちろんパンケーキにも甘いメニューはありますが、生地そのものには砂糖をあまり使用しないという傾向があり、そのちがいをパンケーキとホットケーキのちがいと一応は定義づけられるのではないでしょうか。

まとめ

いろいろとパンケーキやホットケーキについて調べましたが、両者の間にこれといった差はありません。

どちらかと言えば気持ちの問題で、作ったひとがパンケーキと言えばパンケーキだし、ホットケーキと言えばホットケーキなのでしょう。

しかしながら一応は生地の甘さにそれぞれ特徴があるので、勉強している子供の糖分補給として「ちょっと甘いのを作ってあげよっかな〜」というときは、砂糖を使用しているホットケーキミックスを使うとより一層、勉強がはかどるかもしれませんね。

またもしこの知識があれば、あなたが甘いホットケーキ作りに初挑戦して失敗したとしても「いやこれパンケーキだから」と言い訳をすることができますし、パンケーキをつくって味が甘すぎても「これホットケーキだし、なに言ってんの?」とごまかせますね。

作る前から失敗の言い訳やごまかしが用意されてるなんて、初心者が挑戦するにはもってこいの料理なのではないでしょうか。

あなたも時間があればぜひ、挑戦してみてください!