アイスクリームとラクトアイスの違いは?栄養たっぷりなのはどっち?

おやつの時間やお風呂上りなど、ついつい冷凍庫を開けてアイスクリームに手が伸びてしまう季節ですね。

「今日はどれにしようかな?」と選んでいる時に気になった事はありませんか?

それはパッケージあるアイスクリームの種類です。

今回は、よく見かけるアイスクリームとラクトアイスの違いを紹介します。

アイスクリームとラクトアイスの違いは?

一言で言えば、重量を100%とした時に含まれている乳固形分の違いで、乳固形分無脂乳固形分の2つを指します。

アイスクリームと比べるとラクトアイスに含まれている乳固形分は1/3程度なのですが、アイスクリームと変わらない位に濃厚な風味が楽しめますよね?

アイスクリームには味や風味を良くするために、濃縮乳や生クリームなど牛乳由来の物が多く加えられています。

一方、ラクトアイスには味や風味を良くするために牛乳由来ではない油脂が加えれています。

乳脂肪分以外の物ならアイスクリームよりヘルシーに感じますよね?

簡単に言えばサラダ油などの植物性油脂を加工した「ミルク風」の物です。

加えられる量によってはアイスクリームより高カロリーになる事もあります。

「ミルクたっぷりの濃厚なバニラが好き」「さっぱりした後味のアイスが食べたい」という気分の時もあるので、好みや気分で選びたいですね!

ちなみにソフトクリームは調合した液体の原料を専用の機械に入れ、高速攪拌しながら冷凍させ空気を注入したものを指します。

乳固形分の量によってはアイスクリームにもラクトアイスにも分類されます。

アイスクリーム

販売されているアイスを総して「アイスクリーム」と呼んでいますが、きちんとしたアイスクリームの分類が厚生労働省で決められています。

先にも出ましたが、それぞれの乳固形分の違いで分類されています。

アイスクリームの由来

牛乳や生クリーム、濃縮乳を加え冷やしながら空気を含ませ、クリーム状にした物を固めて作られています。

この作り方の中の「クリーム状にする」所が名前の由来になっています。

アイスクリームの定義

アイスクリームとして分類するためには、重量を100%とし乳固形分が15%以上含まれ、この内乳脂肪分が8%以上ある物に限定されます。

市販されている物で言うと、ハーゲンダッツバニラ(乳固形分25%・乳脂肪分15%)、グリコ・牧場しぼり(乳固形分19.3%・乳脂肪分10%)、森永・MOW(乳固形分17%・乳脂肪分9%)がアイスクリームに分類されます。

ラクトアイス

ラクトアイスの分類も厚生労働省で決められ、同じバニラ味でもかなり乳脂肪分が少ないのが特徴です。

ラクトアイスの由来

ラテン語で「乳」を意味する「lacto(ラクト)」が元になっています。

ラクトアイスの定義

ラクトアイスとして分類するためには、重量を100%とし乳固形分が3%以上ある物に限定されます。

アイスクリームとは違い、乳脂肪分が含まれていなくてもいいのです。

そのため、アイスクリームと同じ様なコクやクリーミーさを出すために加えられるのが「油脂」です。

「油脂であのクリーミーさが出るの?」と気になりますが、植物性油脂が加えられる事がほとんどで、ホイップクリームやコーヒーフレッシュの様に乳化させてあります。

市販されている物で言うとロッテ・爽バニラ(乳固形分5.3%・植物脂肪分6.6%)、明治・エッセル・スーパーカップ(乳固形分9%・植物脂肪分13%)、ロッテ・クーリッシュ(乳固形分5%・植物脂肪分5%)です。

アイスクリームに比べると量が多く食べ応えのある物が多く植物性油脂の方がコスト的に安い事が分かりますね。

その他の分類のアイスクリーム

その他にも分類が厚生労働省によって決められた物があります。

アイスミルク

アイスミルクはアイスクリームとラクトアイスの中間的な位置に分類され、重量を100%中に乳固形分10%・乳脂肪分3%含まれた物を指します。

市販されている物で言うと、グリコ・ジャイアントコーン(乳固形分7%・乳脂肪分3%)、ロッテ・雪見だいふく(乳固形分10%・乳脂肪分3%)がアイスミルクです。

氷菓

氷菓に分類されるのは、微量に乳固形分が含まれていたり、まったく含まれていない物を指します。

1番さっぱりしていて後味もいい物が多く、シャーベットやかき氷も氷菓に分類されています。

市販されている物で言うと赤城・ガリガリ君、井村屋・あずきバー、グリコ・アイスの実などです。

アイスクリームの豆知識

アイスクリームを食べていて気になった事はありませんか?意外に役立つ?豆知識を集めてみました。

アレの記載がない?

アイスクリームのパッケージをみると何かがない事に気づきませんか?食品には無くてはならない物なのですが・・・

実は、アイスクリームには「賞味期限」「消費期限」が書かれおらず、現在の日本には表示する義務がなく、マイナス18度以下で保存する事を前提とし、この温度以下であれば、ほとんど品質変化がなく長い間保存しておく事が可能だからなのです。

だからと言って1年も2年も保存するのではなく美味しい内に食べてしまいましょう!

栄養たっぷり!

脂肪分からみると通常の牛乳に含まれている乳固形分は8%以上・乳脂肪分が3%以上となっています。

これは「アイスミルク」に含まれる量とあまり変わりません。

他にも卵や糖分を加えて作るアイスクリームは牛乳より栄養価が高いと言えます。

「牛乳やチーズは苦手だけど、アイスは食べれる」という方には栄養もあり、乳由来のカルシウムを摂取できる食べ物なんです!

そして乳脂肪が胃の粘膜を保護してくれるので、お酒の前に食べると酔いにくくなると言われていて、胃にも負担が掛かりません。

色んな形態

1口にアイスクリームといっても様々な形態で販売されています。

  • カップ・・・紙やプラの容器に蓋やシールをかぶせた形状の物でよく見かけるタイプですね。
  • モナカ・・・アイスクリームを最中でサンドした形状の物で日本独特の形です。
  • ファンシー・・・アイスケーキなどは「ファンシー」と呼ばれ、雪見だいふくもこれに含まれます。
  • サンド・・・ビスケットやスポンジ生地でアイスクリームを挟んだタイプで、ワッフルなどの挟まった物が外国でもみられます。

まとめ

1口にアイスクリームといっても乳脂肪の量の決まりで細かく分けられていたんですね!

どうしても牛乳や生クリームでできているという認識でしたが、植物性油脂でも同じ様にクリーミさが出せる事に驚きました。

そして「あっさりラクトアイスを食べよう!」「暑いからさっぱりと氷菓にしよう!」と、お風呂上りの1つ選ぶだけでも楽しさが広がりそうですね。