会議とミーティングの違いは?小規模のときはどっちが正解?

「むむ、、最近、売り上げが低迷しているな…うちのチームにどこか問題があるのか?よし、メンバーを集めて会議だ!」

「・・・ってあれ?会議?ミーティング?どっちが正しいんだっけ…?」

話し合いの場を開こうと思ったとき、会議とミーティング、どう銘打って場を開こうか迷ったことはありませんか?

実際に私もどちらを使えばいいのかで迷ったことがあり、気になったのでどんなときにどちらを使うのが適切なのかを調べてみました。

類似の「打ち合わせ」についてもまとめています。

一体どんなときに「会議」「ミーティング」「打ち合わせ」を使うのか。

それでは、このすぐ下を見ていきましょう!

会議とミーティングの違い

会議とミーティングの違いを調べているあなたは、きっと多忙にしているビジネスマンであることでしょう。

なので、時間をかけずに結論から入ります。

会議とミーティングの違いは大きく分けると3つのポイントに絞ることができます。

  1. 規模の違い
  2. 目的の違い
  3. 雰囲気の違い

まとめると次の表のような違いがあります。

  会議 ミーティング
規模の違い 小〜大規模 小規模
目的の違い 解決が中心 共有が中心
雰囲気の違い 緊張感 カジュアル

それでは、このそれぞれの違いをもう少し詳しく見ていきましょう。

会議とは?

会議とは、デジタル大辞泉でその意味を引くと、次のような意味が出てきます。

1 関係者が集まって相談をし、物事を決定すること。また、その集まり。「編集方針について会議する」「会議室」

2 ある事柄を評議する機関・組織。「日本学術会議」

1番の関係者が集まって相談をし、物事を決定することというのはわかりやすいですね。

「売り上げが低迷してる…今月の予算を黒字に転換するために問題の把握と改善策を打ち出そう。そのためには各部署の責任者と共有しておく必要がある。よし、会議だ!」みたいな時は1番に該当します。

一方、2番のある事柄を評議する機関・組織というのはちょっとわかりづらいですが、たとえば「商工会議所」。

これは団体を指しています。

また、最近ではイベント名にも使われいたりします。

たとえば「ニコニコ超会議」とかですね。

これもニコニコ動画の利用者、つまりある特定の団体を対象としたものになってます。

それでは、さきほど挙げた3つの違いのポイントを紹介していきます。

1.会議の規模

会議というのはその規模が問われることはあまりありません。

小規模でも会議が行われることもありますが、どちらかといえば比較的中〜大規模で会議と呼ばれることが多いです。

これはなぜか?

そのひとうのカギは多数の意思決定者が関わっているかどうかです。

会議は特定の議題に沿って話し合いが進行していきますが、ここで結論を出す必要がある議題には実行権限を持つキーパーソンが必ず絡んでいます。

たとえば「売り上げ拡大を図るために新商品を投入するかどうか」を議題と持ち出した場合、新商品を開発するための商品開発部隊も関係してくれば、新商品を売りにいく営業部隊も関係してきます。

もし商品開発部隊の責任者が「いいですね」といっても、営業部隊の責任者が「それよりも既存商品の満足度を高めるべきです」となれば、ここで意見がわれ、議論して検討する余地がでてきます。

2.会議の目的

会議は基本的に、課題解決の方向性を決定することに重きが置かれています。

たとえば、売り上げアップのために何をすべきかということを方向づけたり、顧客満足度アップのためにどの改善策を推し進めていくかの方向を決めたり。

会議では、ある議題に沿って、その方向性の結論を出すことが目的とされることが多いです。

でも、日本では「う〜ん、これはもうちょっと検討しよう。」という先延ばしの結論が出されることがよくあります。

これも結論のひとつではあるのですが、これが前進かどうかと言われると、「う〜ん…」といったところです。

3.会議の雰囲気

会議というと、厳粛な雰囲気を持つことが多く、緊張感あふれる空気の中、話し合いが行われていく雰囲気があります。

たとえば、会議というのは会議を行うにふさわしい場所で行いますよね。

プロジェクターやホワイトボードが用意されていたり、テーブルと椅子がきっちり用意されてそこにズラッと並んで、部長がイカリゲンドウのように威圧感出して腕を組んで座っていたり。

なので、会議と銘打つと参加者の緊張感を高めることができて、意識を引き締めることができます。

ミーティングとは?

ミーティングは、デジタル大辞泉でその意味を引くと、次のような意味が出てきます。

比較的少人数の集会。会合。「スタッフミーティング」「ミーティングルーム」

会議と比べるとだいぶ簡潔ですね。

1.ミーティングの規模

辞書の意味にもあるように、ミーティングは比較的小規模を表しています。

ビジネスのシーンでいえば、特定のプロジェクトを抱えたチームメンバーで行う話し合い、こんなときによくミーティングが用いられます。

チームの場合は各々が各担当の意思決定者になっていて、ある物事を決めるときに複数の意思決定が絡んでぶつかる、ということがあまりありません。

というのも、既に目指す方向が大体決まっているからですね。

そして、これが次のミーティングの目的と関係してきます。

2.ミーティングの目的

会議の目的は解決が中心でしたが、ミーティングの場合は情報共有に重きが置かれる傾向があります。

たとえば、お互いの進捗の確認だったり、スケジュールの共有だったり、取引先の反応のシェアだったり。

複数のメンバーが目標に向かって円滑に進めていけるよう、コミュニケーションの意味合いが強いニュアンスがあります。

コミュニケーションの意味合いがあるからこそ、ランチミーティングといった「一緒にご飯食べながら話し合いするとめっちゃええですやん」みたいなミーティングもあるわけです。

3.ミーティングの雰囲気

ミーティングの雰囲気は、会議に比べるとカジュアルな雰囲気を打ち出すことができます。

たとえば先ほどのようなランチミーティングであったり、ディナーミーティングなんてものもあります。

会議と聞くと「会議室」と少々重苦しい場所を連想してしまうものですが、「ミーティング」と聞くとカフェだったり、レストランだったりを連想する人もいます。

そんな具合にミーティングはカジュアルな雰囲気があるので、参加者の気持ちを軽くさせてあげたいときはミーティングと打ち出すといいでしょう。

こんなときはどっちを使う?

冒頭の「むむ、、最近、売り上げが低迷しているな…うちのチームにどこか問題があるのか?よし、メンバーを集めて会議だ!」という場合、はたして「会議」「ミーティング」のどちらを使えばいいのでしょうか?

結論から言うと、”チーム”に向けて使う場合、どっちを使ってもかまいません。

どちらの言葉を使うにせよ「話し合いしようぜ」という意味は伝わるからです。

ただ、「会議」と「ミーティング」では参加者に与える言葉の印象が違うため、その辺りは参加者の反応を見るといいでしょう。

「会議と銘打ったらみんな緊張感を持って臨んでくれていたな」

「ミーティングと銘打ったら1人だけサンドイッチとコーヒー持参してきたやつがいたな…ミーティングと銘打つのはやめておくか」

受け取る人によってこうした反応はまちまちですので、「会議」「ミーティング」の言葉が持つ意味が参加者に浸透していない間は、参加者の反応を見て変えていくといいです。

そして、意味が浸透してきたら、あとはそれを一環させて意識付けを行うことです。

会議と銘打って、その雰囲気が毎回コロコロ変わって、厳かだったり、和やかなものだったりすると参加者の意識がだんだんとふわふわしてきます。

なので、重要度・緊急度が高い場合は会議を使うだとか、重要度は高いけど緊急度が低いときはミーティングを使うだとか、言葉を聞いただけで参加者の意識を引き締められるように一貫性を持たせて使っていくといいでしょう。

似た言葉の「打ち合わせ」との違い

「会議」「ミーティング」と似た言葉に「打ち合わせ」という言葉があります。

こちらの意味もデジタル大辞泉で引くと、次の意味であるとされています。

前もって相談すること。下相談。「仕事の打ち合わせをする」

打ち合わせというと、どちらかと小規模なシーンをイメージすることが多いと思うので、ニュアンスとしては「会議」よりも「ミーティング」に近いでしょう。

じゃあ、ミーティングと打ち合わせはどう違うのか?

「打ち合わせ」の場合は、どちらかというと外部との話し合いを指すことが多いです。

たとえば、納期や見積もり確認、価格の交渉など、こうした話し合いの場です。

一方「ミーティング」はどちらかというと内部との話し合いの場で使われることが多いです。

ミーティングには、情報共有などのコミュニケーションを取る目的があるということを先に触れましたが、「打ち合わせ」は外部へ向けて使われることが多いため、どちらかというとコミュニケーション重視というよりも、より実利的な話し合いの場、こうしたニュアンスがあります。

まとめ

会議、ミーティング、打ち合わせ。

どれを使おうが話し合いを指していることには変わりません。

どういった場面でどれを使うと適切なのか?

複数の意思決定者がいて、課題解決を中心としたいのであれば「会議」。

比較的小規模で、情報共有などのコミュニケーションを中心としたいのであれば「ミーティング」。

外部とのやり取りや折衝を指したいときは「打ち合わせ」。

私の私見も多分に入っていますが、あなたの中での言葉の定義をかため、状況に応じて使いわけでいくといいでしょう。