ハチミツのボツリヌス菌だけじゃない!赤ちゃんに危険な食べ物3つ

2017年4月、離乳食として与えられたハチミツに含まれているボツリヌス菌が原因で、6か月の赤ちゃんが亡くなってしまったというショッキングなニュースが発表されました。

このニュースを見てボツリヌス菌を初めて知った方もいるかと思いますが、意外と身近なところに取り返しがつかないほどの危険が潜んでいます。

あなたはボツリヌス菌が赤ちゃんに与える影響を知っていますか?

大切な赤ちゃんを守るためにも、このボツリヌス菌の危険性についてはきちんと理解しておく必要があります。

赤ちゃんや幼児にとって危険な食べ物はハチミツだけではありません。

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ボツリヌス菌が赤ちゃんに与える影響は?

ボツリヌス菌は小顔効果が得られるとしてプチ整形に使われています。

エラなどに直接注射してして使用されている事からも大人への影響は少ない様です。

ハチミツの瓶やパッケージなどにも「1歳未満の乳児には与えない事」と注意書きがみられます。

1歳未満の赤ちゃんには特に注意が必要な食中毒です。

乳児ボツリヌス症の原因、ボツリヌス菌とは?

意外にも土壌に多く存在する菌の1つです。

これまでにも菌が入った井戸水や滅菌処理を怠った食品が原因での食中毒が起きています。

ボツリヌス菌が芽胞(がほう)という耐久性の高い細胞構造に変化すると熱に強く、煮沸や加熱だけでは死滅しません。

しかし、ボツリヌス菌の毒素自体は100℃で1~2分の加熱で活動できなくなります。

食中毒を防ぐには芽胞に変化させないためにも食べる直前の加熱が効果的です。

どうしてハチミツにはボツリヌス菌が多いのか?

ボツリヌス症の原因になる事が多いハチミツですが、なぜ多くのボツリヌス菌が含まれているのでしょうか?

その理由はハチミツが「非加熱」の食品であるところにあります。

製造工程を見たことがある方も多いと思いますが、採取されたハチミツは遠心分離機などで不純物を取り除くだけで、ろ過や加熱されずに瓶詰めされます。

そして、ハチミツの原料となる花は土壌上にあり、土壌に近い場所にあるミツバチの巣で生産されています。

この状態で作られているためハチミツはボツリヌス菌を多く含んでいます。

乳児ボツリヌス症の症状は?

芽胞化してしまった状態の菌が食品を通して体内に入る事で重症化してしまいます。

この芽胞が赤ちゃんの腸内で増殖し毒素を出すことで発症してしまいます。

乳児ボツリヌス症になった赤ちゃんの90%にみられる初期症状として5日以上続く便秘があります。

その後、主に神経系に麻痺を起こし、母乳やミルクを飲む力が弱まる、泣き声が小さくなる、筋肉の弛緩や呼吸筋の麻痺に進行します。

また、発症までの潜伏期間が3~30日とかなり長いため初期症状の便秘が続いたり、上記のような症状がみられた時には、すぐに受診しましょう。

この時、口にした食品・便・血液からの検査で診断が可能です。

他にもあります!赤ちゃんにとって危険な食品

ハチミツ以外にも赤ちゃんが口にしてしまうと危険な食品があるのを知っていますか?

うっかり与えてしまう事や誤食を防ぐ事が大切です。

牛乳

牛乳に含まれているたんぱく質が、赤ちゃんの内蔵に負担をかけてしまいます。

たんぱく質の分子の大きさが大きいため赤ちゃんの内蔵では上手く分解できません。

乳成分に対するアレルギーの心配もあるため牛乳を与えるには、離乳食期から少しづつ馴らす必要があります。

ミネラルウォーター(硬水)・お茶

これからの季節、水分補給のため水分が必要になります。

しかし、この水分にも危険が潜んでいます。

硬度の高いミネラルウオーターは、赤ちゃんの胃・腸・肝臓に負担をかけてしまいます。

ミルクを作る時のお水にも注意が必要です。

また、お茶やコーヒーなどのカフェインが含まれた飲み物も消化器官が未発達な赤ちゃんの負担になります。

ミネラルウォーターを与える場合は軟水を、お茶なら麦茶やノンカフェインのブレンド茶などを選びましょう。

ナッツ類

ナッツ類は赤ちゃんだけでなく、3歳位までは与えないようにと注意喚起が出されています。

気管支に入った場合、水分を吸って膨張し、窒息したり誤嚥(ごえん)により肺炎を起こす可能性も考えられます。

チョコレートやクッキーなどナッツを使用したお菓子も多いため細かい注意が必要です。

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食に関する危険にも注意を!

赤ちゃんや幼児への注意は食品だけではありません。

食器や食べ物の与え方にも危険はたくさん潜んでいます。

口移し

大きくて子供の口に入らない食べ物をかじって小さくしたり、熱いものを冷ますために「フーフー」したり唇で温度を確かめたり思わずやってしまいます。

キスや「フーフー」で虫歯が子供さんに移ってしまうと聞いたことがある方は多いと思います。

これらが原因で虫歯よりも大変な物が赤ちゃんや子供さん移ってしまう事があるんです!

口移しなどをした方の体内環境にもよりますが、それは胃ガンのリスクをあげる可能性のある「ピロリ菌」です。

5歳以下の乳幼児期に感染しやすく、胃液や胃酸の弱い子供の胃の内部で菌が生き続けます。

両親だけではなく、祖父母さん達にも協力してもらって、キスや口移しはしない様にしましょう。

棒付きの食べ物・おはし、フォークなど

口に棒付きの食べ物をくわえたまま転び、大けがに繋がったという様なニュースを聞く事もあります。

まだ一人で食べる事が出来ない月齢の子供さんにも「持たせておくと大人しいから」と食事中に箸やフォークを持たせていませんか?

赤ちゃんも自分以外が持っているお箸などに興味津々で持ちたがる事もあります。

振り回して顔に当たったり、口の中を傷つけたりと思わぬ事故につながってしまう危険が潜んでるので注意が必要です。

大豆

ナッツ類と同じでしょ?と思われるかもしれません。

しかし、これは2月3日の節分の後のよく起こる事故だといわれます。

節分の時に撒いた大豆をきれいに片づけたつもりでいてもハイハイ期やヨチヨチ期の赤ちゃんが遊んでいる内に見つけて誤嚥したり、鼻や耳の穴につめてしまうケースがあります。

豆まきは、ある程度大きくなるまで行わない様にするか、室内に撒かないなどの対処をします。

素人判断はダメ!

先にも書きましたが、口移しだけでなくアレルギーに関しての知識も両親だけでなく、子育ての先輩でもある祖父母さん達との協力も必要です。

祖父母世代の中には「食品アレルギーは治せる」「少しづつ与えれば治る」と考える方や「一人だけ食べれないのはかわいそう」とアレルゲンを含む食べ物を与えてしまう方がいます。

これが原因でお子さんがアナフィラキシーショックを起こしてしまうケースもあるため、素人が判断せず話し合っておく事が大切です。

今回、問題になったハチミツのボツリヌスについての注意喚起が初めて出たのは1987年です。

それ以前に子育てをしていた方には、なじみが少ないそうです。

「ハチミツは与えないでください」ときちんと理由も伝えましょう。

まとめ

今回のニュースで初めて「ボツリヌス症」を知ったという方も多いと思います。

食品に関する危険だけでなく、食に関する事も思わぬ事故につながってしまう事がわかりました。

「イクメン」を目指し子育てを手伝おうと頑張るパパ達にも食の危険が分かりやすく伝わればと思います。

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