最近なんだか鼻がムズムズする、
もしかして風邪?なんて思っていたら、
花粉症だったなんていうことは良くあることです。
しかも、花粉症は風邪と違ってその症状が長く続くことが多く、
仕事や家事などに支障をきたしてしまうことさえあります。
中でも鼻水はやっかいで、
鼻をかんでも次から次に溢れてきて、
クシャミをしたら大洪水!なんてことも起こってしまいます。
そんな花粉症の鼻水にお困りな方におすすめの、
マスクだけでできる簡単な予防法をご紹介していきます。
★マスクの花粉症の予防効果
日本アレルギー学会によると、眼鏡やマスクを着用することで、
鼻や目に入る花粉の量を半分程度に抑えることができるとしています。
花粉症の原因はもちろん花粉にあるので、
これをなるべく体内に入らないようにすることは、
まず第一段階の予防につながります。
マスクをすると、見た目が病気のようになり、周りから心配されてしまうことがあったり、
息苦しさを感じてしまいますが、マスクは必ず着用するようにすると、
鼻水の予防にもつながっていきます。
効果的なマスクの選び方
一言でマスクと言ってもその種類は様々です。
ドラッグストアや薬局などにいくと、
ズラリとマスクのコーナーに商品が並べられていると思います。
価格で言うと、安価なものから高価なものまでありますが、
花粉症の鼻水予防には、高価でも適したものを選びましょう。
安価なものは不織布で作られたものが多いのですが、
そのほとんどが使い捨てで、あまり効果の期待できるものではありません。
高価なものでは、最近では花粉除去率が90%以上と、
高い効果を発揮するものも売られていますので、
注意事項などをよく読み自分にあったものを選ぶようにします。
また、pm2.5などの影響もあってさらに効果が高められているものも、
出てきています。しかし、あまり高価なものばかりを求めてもきりがないので、
花粉除去率を目安に90%以上の効果があれば十分だと思います。
また、メーカーなどによってサイズが様々なので、
自分にあったサイズを選ぶようにすることも重要です。
理想は、鼻がマスクで全部覆い隠され、
口周りの隙間がほとんどなくなるようなものが最適です。
マスクの正しい着用法
意外に知らずに使っている人が多いのですが、
マスクには裏と表の区別があります。
普段なんとなく、判断している人が多いのですが、
マスクを反対に着用してしまうと、
せっかく効果の高いマスクでも、
その効果がほとんど発揮されなくなってしまいます。
花粉症予防用のマスクを取り出すと、
鼻のところに固定するノーズクリップがついていると思います。
それがついている方が上向きになります。
次にマスクには折れ目のようなプリーツができているのですが、
この折れ目が下向きになるように着用すると、
きちんと着用ができていることになります。
あとは先にお伝えした、自分の顔にフィットするように着用して、
なるべく隙間を作らないようにすることがコツです。
花粉症といえばマスクですが、
細かく見ると気を付ける点がたくさんあります。
つらい鼻水を予防するために面倒くさがらずに、
是非ひとつひとつのポイントを押させて予防に役立てて下さい。