クリスマスと柊とブッシュ・ド・ノエルの物語

クリスマスツリーには柊(ひいらぎ)が用いられたりしますが、
柊は、常緑樹という種類の樹木になります。

常緑樹といえば、季節に関係なく青々しい葉を茂らせるので、
「終わりのない命の象徴」とされているそうな。

魔除けの効果があると信じられており、
柊は、魔除けグッズの代表的な樹木になるのだそうです。

 

柊の葉にはチクチクとした棘がありますよね。

この棘は、イエス・キリストが頭に被っていた茨の冠を想像させるため、
柊の葉を利用して、クリスマスリースを作ることがあります。

柊が魔除けとして有名になった背景には、とある物語が深く関係してきます。

柊にまつわる物語

むかしむかし、とある場所で、
ユダヤ人の王となる男の子が生まれました。

そのことを知った、当時の王であったヘデロは、
その男の子の元に兵士を送りました。

ベツレヘムという場所にいることは分かっていたのですが、
誰が「王となる子」なのかまでは分からなかったため、
2歳以下の男の子を皆殺しにしようとしました。

ヨゼフという男は、そのことを天使に告げられ、マリアと幼子を連れ、
エジプトへ逃げこむことを決意しました。

しかし、兵士たちは逃げるヨゼフたちを追ってきました。

(このままではマズい、追いつかれてしまう!)

ヨゼフは、近くにあった柊の茂みに隠れることを思いつきました。

柊の木は、枝も伸び、葉も茂っていたので、
兵士たちから3人が見えることがなく、
完全に身を隠すことに成功したのです。

 

マリアは、自分たち家族を守ってくれた柊の木に感謝し祝福を与えました。
すると、柊はそれ以降、枯れることなく常に緑の葉を茂らせる常緑樹となったそうな。

 

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ユールの丸太のお話し

ユールとは、冬至のお祭りのことですが、
「ユールの丸太」という言葉を聞いたことがありますか?

ユールの丸太というのは、森で巨木を運んできて、飾り付けを行い、
最後には火を付けて燃やしてしまうのです。

 

日本でいうと、七夕に似ているかもしれません。
笹の木も最後は燃やしてしまいますよね。

 

この一連の行為は、太陽がより輝くのを助ける、という意味が込められているそうです。

そして、ユールの丸太を燃やし、
その炎で出来る影に頭が無かったらその年に死ぬと言われたり、

ユールの丸太を燃やして出てくる灰は病気を治し、
雷から身を守ってくれると信じられていたそうです。

 

ブッシュ・ド・ノエルとクリスマス

現在では、家を建てる技術も、暖を取る技術も発展したため、
この風習は無くなってしまいました。

しかし、フランスでは、現在でもその名残が残っており、
この丸太を用いたクリスマス定番の「あるもの」がまだ残っています。

それは、皆さんご存知、クリスマスの定番スイーツ

「ブッシュ・ド・ノエル」

というケーキです。

 

クリスマスに関連したいろいろな物語が、
こんな所にまで関連していたんですね。 

ユールの丸太にならって、
「焼きブッシュ・ド・ノエル」
なんだか、おいしそうかもしれません。(*´ω`*) 

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