デング熱とは?日本でも代々木公園から感染者が出る

代々木公園

日本でおよそ70年ぶりにデング熱の国内感染者がでました。

感染者は3名の学生。
代々木公園でダンスの練習をしていたところ蚊にさされ、感染したようです。

デング熱については日本ではあまり聞きなれない病名だと思います。

日本の首都圏での感染ということで、早々に蚊の駆除作業が行われました。
今後、感染が広がる可能性は低いとのことですが、世間をにぎわせているデング熱とは、
一体、どのような病気なのでしょうか?

万が一に備え、症状や感染経路、感染してしまった場合どうなるかについて 知っておきましょう。

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デング熱とは?

感染症の一種です。

  • 東南アジア
  • 南アジア
  • 中南米諸島
  • 中国南部
  • 南太平洋諸島
  • アフリカ

等の熱帯地域によくみられ、熱帯病ともされています。

Dengue06

デング熱の症状

症状が表れるまで 通常4~7日間の潜伏期間があります。

潜伏期間を経た後、 主な症状として、

  • 急激な発熱
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 眼窩痛
  • 倦怠感
  • 発疹

を伴い、 その他にも

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 食欲減衰
  • 腹痛
  • 便秘

などの症状が見られます。

発熱は38~40度の高熱が4~8日間続き、
熱が下がる頃には、かゆみを伴ったハシカ性の発疹が 胸や手足に広がることがあります。

また、発症する確率は低いですが、「デング出血熱」を引き起こす場合があります。

デング出血熱は胸水、腹水の貯留が起こり、 肝臓も腫大することがあります。
そして、血小板の減少により、血が固まりづらくなります。 出血も起こりやすくなり、

  • 皮下出血
  • 鼻血
  • 吐血
  • 下血
  • 血尿

が起こります。

症状が悪化してくるとショック症状を引き起こし 死亡に至る場合もあります。

外務省によると、血小板の輸血など 適切な処理がなされれば、死亡率は1%に抑えられますが、
そうでない場合、死亡率が15%と、大変危険な状態となります。

デング出血熱は大人よりも3~7歳の 幼児に多く見られます。

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デング熱の感染経路

デング熱は人から人への直接感染はしません

蚊を媒介として感染します。

全世界で毎年1億人もの感染者数に上り、マラリアに次ぐ、昆虫媒介感染症となります。

小型のヤブ蚊(ネッタイシマ蚊、ヒトスジシマ蚊)が感染源で、
ネッタイシマ蚊は日本では生息が確認されていませんが、
ヒトスジシマ蚊は北海道と青森を除く、日本全国に生息しています。

感染経路としては、

蚊 → 人 → 蚊 → 人 ・・・・・・

と繰り返すのですが、
日本では、海外渡航中に蚊にさされ、国内で発症する場合がほとんどでした。

しかし、今回の代々木公園で感染した3名には渡航履歴がなく、
およそ70年ぶりに、国内の蚊による感染が確認されました。

感染確認後、代々木公園の蚊の駆除作業が行われ、今後、デング熱の拡大する可能性は低いとされています。

デング熱の治療

デング熱にはワクチンや特効薬がなく抗生剤による効果もありません。
そのため、対症療法による治療が中心となります。

脱水予防のために、経口による水分補給、点滴補液療法が主になっています。

解熱剤には、出血傾向を増強する恐れがあるアスピリンは用いられず、
パラセタモール(アセトアミノフェン)を用いるのが一般的です。

予防の方法は現状、蚊にさされないようにすることのみで、感染源であるヒトスジシマ蚊は、
地域によっては11月まで生息しているので注意が必要です。

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